総論第2章

II 建物及びその敷地 　建物及びその敷地の類型は、その有形的利用及び権利関係の態様に応じて、自用の建物及びその敷地、貸家及びその敷地、借地権付建物、区分所有建物及びその敷地等に分けられる。 　自用の建物及びその敷地とは、建物所有者...

宅地並びに建物及びその敷地の類型を例示すれば、次のとおりである。 I 宅地 　宅地の類型は、その有形的利用及び権利関係の態様に応じて、更地、建付地、借地権、底地、区分地上権等に分けられる。 　更地とは、建物等の定着物がなく、か...

II 土地の種別 　土地の種別は、地域の種別に応じて分類される土地の区分であり、宅地、農地、林地、見込地、移行地等に分けられ、さらに地域の種別の細分に応じて細分される。 　宅地とは、宅地地域のうちにある土地をいい、住宅地、商業地、工...

I 「総論第2章 不動産の種別及び類型」について 不動産の種別の分類は、不動産の鑑定評価における地域分析、個別分析、鑑定評価の手法の適用等の各手順を通じて重要な事項となっており、これらを的確に分類、整理することは鑑定評価の精密さを一段...

I 地域の種別 　地域の種別は、宅地地域、農地地域、林地地域等に分けられる。 　宅地地域とは、居住、商業活動、工業生産活動等の用に供される建物、構築物等の敷地の用に供されることが、自然的、社会的、経済的及び行政的観点からみて合理...

　不動産の鑑定評価においては、不動産の地域性並びに有形的利用及び権利関係の態様に応じた分析を行う必要があり、その地域の特性等に基づく不動産の種類ごとに検討することが重要である。 　不動産の種類とは、不動産の種別及び類型の二面から成...