2015-10

総論第3章

第3節 個別的要因

個別的要因とは、不動産に個別性を生じさせ、その価格を個別的に形成する要因をいう。個別的要因は、土地、建物等の区分に応じて次のように分けられる。 I 土地に関する個別的要因 1.宅地 (1)住宅地  住宅地の個別的要因の主なものを...
総論第3章

第2節 地域要因

地域要因とは、一般的要因の相関結合によって規模、構成の内容、機能等にわたる各地域の特性を形成し、その地域に属する不動産の価格の形成に全般的な影響を与える要因をいう。 I 宅地地域 1.住宅地域  住宅地域の地域要因の主なものを...
総論第3章

第1節 一般的要因

 一般的要因とは、一般経済社会における不動産のあり方及びその価格の水準に影響を与える要因をいう。それは、自然的要因、社会的要因、経済的要因及び行政的要因に大別される。  一般的要因の主なものを例示すれば、次のとおりである。 I ...
総論第3章

第3章 不動産の価格を形成する要因

 不動産の価格を形成する要因(以下「価格形成要因」という。)とは、不動産の効用及び相対的稀少性並びに不動産に対する有効需要の三者に影響を与える要因をいう。不動産の価格は、多数の要因の相互作用の結果として形成されるものであるが、要因それ自...
総論第2章

第2節 不動産の類型 2

II 建物及びその敷地  建物及びその敷地の類型は、その有形的利用及び権利関係の態様に応じて、自用の建物及びその敷地、貸家及びその敷地、借地権付建物、区分所有建物及びその敷地等に分けられる。  自用の建物及びその敷地とは、建物所有者...
総論第2章

第2節 不動産の類型

宅地並びに建物及びその敷地の類型を例示すれば、次のとおりである。 I 宅地  宅地の類型は、その有形的利用及び権利関係の態様に応じて、更地、建付地、借地権、底地、区分地上権等に分けられる。  更地とは、建物等の定着物がなく、か...
総論第2章

第1節 不動産の種別 2

II 土地の種別  土地の種別は、地域の種別に応じて分類される土地の区分であり、宅地、農地、林地、見込地、移行地等に分けられ、さらに地域の種別の細分に応じて細分される。  宅地とは、宅地地域のうちにある土地をいい、住宅地、商業地、工...
総論第2章

運用上の留意事項「総論第2章 不動産の種別及び類型」について

I 「総論第2章 不動産の種別及び類型」について 不動産の種別の分類は、不動産の鑑定評価における地域分析、個別分析、鑑定評価の手法の適用等の各手順を通じて重要な事項となっており、これらを的確に分類、整理することは鑑定評価の精密さを一段...
総論第2章

第1節 不動産の種別

I 地域の種別  地域の種別は、宅地地域、農地地域、林地地域等に分けられる。  宅地地域とは、居住、商業活動、工業生産活動等の用に供される建物、構築物等の敷地の用に供されることが、自然的、社会的、経済的及び行政的観点からみて合理...
総論第2章

第2章 不動産の種別及び類型

 不動産の鑑定評価においては、不動産の地域性並びに有形的利用及び権利関係の態様に応じた分析を行う必要があり、その地域の特性等に基づく不動産の種類ごとに検討することが重要である。  不動産の種類とは、不動産の種別及び類型の二面から成...
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